【自分用メモ】NURO光のキャンペーンはどれが一番お得か比較した記録
このページでは、NURO光を検討している筆者が、公式サイトや代理店のキャンペーンを比較した結果を紹介します。
自分が契約するためにガチで電卓片手に計算したので、たぶんアフィリエイト入っているサイトより公平に比較できているかと思います。
長々文章を書くのもあれなので、最初から結論を。
『一番は価格ドットコム。次点で公式サイトの割引キャンペーン』
※表記はすべて消費税込み ※比較したプランはNURO光G2 V(マンションミニ)
※2016年10月時点の情報です
NURO光のキャンペーンを比較
まず最初に、NURO光を2年間契約した場合の料金を比較してみましょう。
今回比較したのは、公式サイトのキャンペーンから申し込んだケースと、価格ドットコムから申し込んだケースです。
NURO光の公式サイトでは、2つのキャンペーンを用意していて、一方のキャンペーンページを見た人には、もう1つのキャンペーンがわからようになっています。
ただ、両方とも誰でも申し込めるキャンペーンなので、今回は平等に公式サイトの2つのキャンペーンを比較していきます。
ちなみにそのほかの代理店については「プロバイダの代理店にろくなとこはない」という信念から除外しました(少し見ただけでも「キャッシュバックの条件はFAXで書類送付」という代理店があったので…)
NURO光料金比較
NURO光公式サイトキャンペーン (月額料金割引型) | NURO光公式サイトキャンペーン (キャッシュバック型) | 価格ドットコムキャンペーン | |
---|---|---|---|
キャッシュバック | なし | 30,000円 | 37,000円 |
事務手数料(初回のみ) | 3,240円 | 3,240円 | なし |
工事費※1 | 0円 | 0円 | 0円 |
2年間の月額料金 | 96,862円 | 11,7806円 | 10,8977円 |
2年目に解約した場合の工事料金 | 10,080円 | 10,080円 | 10,080円 |
料金総額 | 11,0182円 | 10,1126円 | 82,057円 |
基本的には一番安い価格ドットコムがおすすめなのですが、もちろんそれぞれメリットデメリットがあるので、詳細を読んでから申し込むことをおすすめします。
以下、おすすめ順のキャンペーン詳細です。
価格ドットコム-キャッシュバック&割引が強力
価格ドットコムキャンペーン | |
---|---|
キャッシュバック | 37,000円 |
事務手数料(初回のみ) | 0円 |
工事費※1 | 0円 |
1か月目の月額料金 | 3,240円 |
2~15か月目の月額料金 | 3,385円 |
16~31か月目の月額料金 | 6,483円 |
2年目に解約した場合の工事料金 | 10,080円 |
料金総額 | 82,057円 |
価格ドットコムのメリットは、何といっても一番安いこと。キャッシュバック37,000円+月額料金割引は非常においしい。
また、初期費用3,240円が月額料金に含まれている点も地味にうれしく、純粋に料金を見るなら断然お得です。
デメリットとしては、キャッシュバックの複雑さがあげられます。
キャッシュバックを受け取るためには、開通して11か月後に、NURO光を提供しているso-netマイページへログインし、手続きを行う必要があります。
NURO光が勝手にお金を送ってくれることはありませんし、お知らせメールはなぜか申し込み時に作るso-netメールへ送られてきます(申し込んだ時に書いたメールアドレスへなぜ送らない)。
しかも申請期限は45日間。期限を過ぎたら一切応じてくれないと思った方がいいです。
これはNURO光のキャッシュバック目当てで申し込んだ人が非常に躓きやすいポイントなので、スマホのカレンダーに予定を書き込んだり、通知を設定したりして、ぜっっっっったいに忘れないでください。
逆に言えば、自分にはそこまでは無理かも…と思った人は、次で紹介するNURO光公式サイトの割引型キャンペーンを選択した方がいいです。37,000円を受け取り損ねたら、結局価格ドットコムが少しだけ割高になってしまうので。
あと、その他のデメリットは、価格ドットコムのページには明記されていないことなんですが、実は価格ドットコム経由でNURO光に申し込むと、月額料金が途中で大きく上がります。
1~15か月目までは約3,500円ですが、16~31か月目は約6,500円と大幅アップ(32か月目からは5,000円程度)。
2年間契約後解約することを考えると最安ですが、1年たって少しすると毎月の支払いが増えることをお忘れのないように。
NURO光公式サイト月額料金割引キャンペーン-少し高いが楽
NURO光公式サイトキャンペーン (月額料金割引型) | |
---|---|
キャッシュバック | なし |
事務手数料(初回のみ) | 3,240円 |
工事費※1 | 0円 |
1か月目の月額料金 | 0円 |
2~12か月目の月額料金 | 3,218円 |
12~31か月目の月額料金 | 5,122円 |
2年目に解約した場合の工事料金 | 10,080円 |
料金総額 | 11,0182円 |
公式サイトの月額料金割引キャンペーンは、「NURO光」の一番シンプルなキャンペーン。キャッシュバックがない代わりに、毎月の料金が大幅に値下げされます(工事費もかからない)。
このキャンペーンのメリットは、何といってもキャッシュバックを取り損ねる心配がないこと。インターネットの高額キャッシュバックがなぜあんなにも高額かというと、絶対に手続きを忘れる人がいるからです。
特にNURO光の方式は、受け取りそびれる可能性が高いもの。
契約した時に作っただけのso-netメールアドレスなんて、その後メイン使いする可能性は0に等しく、普通にしてたらお知らせメールは100%気づきません。自分できちんとマイページのIDとパスを保管し、11か月後にマイページから手続きを行う必要があるのです。
キャッシュバックを取り損ねたら、普通に申し込むよりも高額な料金となる可能性が高いため、このキャンペーンのように最初から月額料金が割り引かれているのは、実は良心的な仕組みなのです。
NURO光公式サイトキャッシュバックキャンペーン-中途半端で使い勝手が悪い
NURO光公式サイトキャンペーン (キャッシュバック型) | |
---|---|
キャッシュバック | 30,000円 |
事務手数料(初回のみ) | 3,240円 |
工事費※1 | 0円 |
1か月目の月額料金 | 0円 |
2~31か月目の月額料金 | 5,122円 |
2年目に解約した場合の工事料金 | 10,080円 |
料金総額 | 10,1126円 |
一番おすすめできないのが、公式サイトのキャッシュバックキャンペーン。
価格ドットコムのキャッシュバックが11か月後なのと比較して、こちらは4か月後にキャッシュバックされる。それは良いのですが、それだけのために約2万円も割高な料金を払う理由がありません。
しかもキャッシュバックをもらう方法は価格ドットコムと同じなので、簡単にもらえるわけでもなし。
どうやらこれがアフィリエイト向けのキャンペーンらしく、いろいろなところで宣伝されているようですが、正直に言ってあまりメリットがないのでは?
長期で利用するケースを考えても、価格ドットコムは32か月目からは公式サイトと同じ月額料金に戻るので、こちらがお得になることはない計算です(むろん、キャッシュバックや割引額の変動によって変わる可能性はあります)。
そう考えると、多少手間をかけても安くしたい人には価格ドットコムがいいですし、キャッシュバックが不安な人は割引キャンペーンにすればよい。結局、中途半端なプランとしか言えないでしょう。
以上、NURO光の料金について比較してみました。
まとめると、
・最安は価格ドットコム
・キャッシュバックが不安な人は、NURRO光公式サイトの割引キャンペーンがおすすめ
ということです。
あとはおまけで「NURO光を契約したら、知らない間に実質4年縛りになってた問題」についてざっと解説しているので、興味がある人は読んでみてください。
「NURO光を契約したら、知らない間に実質4年縛りになってた問題」
単刀直入に結論を言うと、「NURO光は4年経つまでタダで解約ができません」。
NURO光は「2年縛りの自動更新」を採用してします。まぁ、これ自体は携帯キャリアもよくやってますし、よくあることなんですが、NURO光は一味違います。じつは4年が経過しないと、タダで解約することができないんです。
仕組みはこうです。
NURO光の工事費は通常4万円のところを、30か月の分割払いで支払います。キャンペーンを利用することによって、この工事費が毎月割引され、実質無料になるのですが、問題は30か月というところ。
契約から2年後、更新月に解約する場合、24か月しかまだ経過していません。まだ、工事費を払い終えていないため、残りの工事費を払う必要があるのです(公式サイトに小さい字で最後にぽそっと書いてあります)。
その額は10,080円。解約金も約1万円ですから、実質解約金を払っているようなものです。
それでは、工事費を完済する32か月後待つとどうなるか。契約は自動更新されるので、また解約金が発生します。
つまり、4年経つまでに解約すると、必ず1万円を払わなきゃいけないんですねぇ。
…正直言ってせこい!せこすぎる!なんかやり口がきたない!
いろいろ事情はあるんでしょうが、それならちょっと高くても24か月支払いの方がよかったよ!
これから申し込む皆さんは、事前に上記のことを了承したうえで申し込むといいですよ。実際、通信速度の割に料金は安めなんで、解約金入れてもお得感があるのは事実ですし。
ただ、なんとなくせこさがにじみ出てるだけで…。
ちなみに、筆者はいろいろ調べていざ申し込もうとおもったら、「工事には大家さんの許可が必要」と言われてしまいました。なんでもまだ回線が通ってない場合、壁に穴をあけて線を通さなきゃいけないようで。
NURO光を導入できるのはまだ先になりそうです。
「25歳からは女の子じゃない」が炎上したのは「25歳からはババア」だからじゃないぞ
資生堂がネットで公開していたCMが炎上し、動画が削除されました。
そのCMのキャッチコピーは『25歳からは女の子じゃない』というもの。
これに一部の女性から『性差別的』『セクハラ』との意見が上がり、炎上したというのが主な流れなのですが、正直、何が問題なのかぴんと来てない人も多いのではないでしょうか。
確かに、『25歳からは女の子じゃない』というメッセージはいたって普通に見えます。
25歳は一般的に「子ども」という年齢ではないし、「批判する人は、25歳でも30歳でも女子のつもりなの」という意見があってもおかしくないと思います。
そんな人からみると、「またフェミニストが過剰反応している」という気分になるのも当然。
ただ、私はこのCM、クレームが来るのも当然だと思いました。
その理由は「25歳からは女の子じゃない」からじゃありません。
「24歳までは女の子扱いをされて当然」というメッセージが込められていたからです。
女の子扱いされるのは、うれしいことじゃない
CMで友人の25歳の誕生日を祝う女性たちは言います。
「(25歳からは女の子じゃないから)もうチヤホヤされないし、ほめてもくれない」「カワイイという武器はもはやこの手には、ない」。
彼女たちは社会人として働いており(続編CMは職場が舞台です)、『カワイイという武器』をふるう場所には、当然仕事も含まれます。
そのうえでこのCMでは、「24歳までは女の子でかわいかったから、仕事でちやほやされたし、ほめてくれた」と言っているわけです。
私生活についてはまだいいとして、今社会人として働いている24歳の私は、率直にこう思いました。
「そもそも会社が社会人の女性を『女の子扱い』することがおかしくない?」
『女の子扱い』にはいろんな意味があります。
「女の子が職場にいると華があるねぇ」は、若さ・容姿が優れた存在として扱われること、「担当が女の子じゃ頼りないから別の人呼んでよ」は若い女性ゆえに、頼りない存在として扱われること。
どちらにせよ、仕事の内容ではなく、年齢や容姿、性別だけで、その人を判断してしまいます。
私は、仕事を頑張っています。叱られることも多いですが、褒められることもあります。
ただ、その褒められる理由が、「君は女の子だから」「君は若くてかわいいから」という理由だったとしたら、とても悔しいです。
自分の仕事とは関係ないところで評価されるのは、まったくフェアではありません。
このCMが、完全にプライベートの話ならまだOKでした。合コンや習い事などが舞台なら、年齢や容姿で判断するのはよくあることです。
このCMがいけなかったのは『会社』を連想させてしまったこと。
前述のとおり、このCMの続編は職場が舞台であり、CMでも「ちやほやされないし褒めてくれない」というセリフの次には「下にはキラッキラの後輩」と続きます。
ここから導き出されるのは、日本を代表する企業が『若い女性は会社において女の子扱いされるもの』と断言した、というやばい事態です。
『性差別』『セクハラ』というクレームが上がった理由も伝わるかと思います。
しかもさらに問題なのが、このCMの登場人物たちが、その価値観を完全に受け入れ、「女の子じゃなくなるなら、さらにかわいくなろう」と結論付けたこと。
いや、違うでしょ。
今までかわいさに頼ってきたのを止めて、仕事がんばったり、内面磨いたりしようよ。
正直にいって、このCMを作った人は、リアルな女子会に参加したことがあるのか不思議で仕方ありません。
女子会だったら、「若い女ってだけで上司がちやほやしてくる」と誰かが言ったら「うわ、セクハラおやじきもい」で小一時間盛り上がります。
「25歳超えたら、女の子扱いされなくなった」には「やっぱ仕事で頑張んないとねー」で、スキルアップの話が始まります。
たぶん男性が思うより、女性は自分が『女の子扱い』されることを喜んでいません。
社会において女の子であることは、若くてかわいいだけの、未熟な存在であることとイコールです。
『こんな女の子じゃなくて責任者出して』『新しい担当者が若い女の子でさぁ…』
だから『女の子扱い』をプライベートならまだしも仕事の場でされるのは、正当な評価ではありません。
自分で望んだわけでもないのに女の子扱いをされ、一定の年齢(このCMの場合25歳)を超えると今度は一転、周りの態度が厳しくなる。
正直言って理不尽です。
そんな理不尽な評価に振り回されているというのに、CMの登場人物が「さらにかわいくなろう!」なんて不自然な結論になるのは、その背後にCMを作った人の偏った意見があるから、としか思えません。
今まで仕事を一生懸命してきた人なら、女の子だからと特別扱いされたり、取引先に侮られた経験は一度はあるはずです。
もちろん、それを積極的に武器にしている女性もいるでしょう。CMでは「カワイイという武器」と表現されましたが、それを昔ながらの言葉で言うと、「女を武器にする」というやつです。
ただ、働く女性をターゲットとするCMで、女の子扱いは悔しいと感じる人、年齢に応じたレッテルを張られるのが不愉快な人が一定以上いることを、事前に想定してなかったのは明らかに企業の手落ち。
というか「働く女性を年齢や容姿によってジャッジする」というメッセージを、よりにもよってユーザーの99%が女性である化粧品のCMで発してしまったリスク意識のなさは、想像を絶します。
すごく当たり前のことを言うのは恐縮ですが、働いている女性を、年齢や容姿で判断するのは、とても失礼なことです。
いや、若さはいいです。
男性と同様に「新人」でくくるなら。
会社の部下に「新人にしては良い出来だった」とほめるのはオッケーでも、「女の子にしては良い出来だった」というのが絶対にダメなのは、誰でもぴんと来るでしょう。
それは、「新人で経験が浅い」ことと同じくらい、「女の子」であることはマイナスだと言っているからです。
『25歳からは女の子じゃない』は、一見正しいようで、その裏側には『今まで君のことを会社で『女の子扱い』していたし、これからもちやほやされるためには、かわいくなきゃいけないよ』というメッセージが込められています。
これは、クレームが来て、放送中止となっても致し方ないと言えるでしょう。